宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

21日、県の都市計画審議会。市町村の都市計画への県の調整に伊達市のみが反対を表明

 21日、県の都計審が開かれました。浜通りの相馬地方といわき市の都市マスタープラン素案が示され議論。いわき市ではエネルギー産業の推進が盛り込まれていることについて、IGCC型の石炭火発を想定したものと思われるが、再生可能エネルギー先駆けを目指す県にふさわしくないと指摘し削除を求めました。

 また、地方分権一括法で市町村の都市計画に県の意思決定を必要としないことになったため、県としては広域調整は必要との観点から、その手引きを示し市町村の意見を聞いたところ、伊達市のみが反対を表明したことが明らかになりました。

 伊達市は周辺市町の意見を無視して、イオンの誘致を強引に進めようとしており、そのための反対であることは明白。私は、広域調整は必要との立場から意見を述べました。

生業訴訟本日結審。公正な判決を求め福島地裁を囲む人間の鎖。判決日は今年の10月10日

 生業裁判が今日結審を迎えました。県内外から参加した1000人近い人たちが人間の鎖福島地方裁判所を包囲した行動に県議団も参加。

最終の締めくくり意見陳述が行われます。今日もさくら保育園の元園長、斉藤美智子さんが陳述の予定。昨夜の話も胸を打ちました。裁判官に届いてほしい・

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20日夜、生業裁判結審の前夜集会に参加。群馬訴訟原告の丹治さんも参加し決意表明。

 21日に結審を迎える生業裁判。20日夜、前夜集会が開かれ参加して県政報告。私の報告の中で最も反応が大きかったのが、自民党の天災発言と、私の発言に対して風評被害を拡大するものだと批判した自民党の討論です。折しも前橋地裁が国と東電の事故責任を認める判決を出すもとで、被災県の議会が天災と認識を後退させていることには一様に驚きの声が寄せられました。

 被害の実態が複雑かつ深刻化する中で、被害論を語ることが風評被害を拡大させるなどという事は、県民の感情的にも現状に照らしても認められないことは明瞭です。福島県議会と県民とのかい離が益々拡大しつつあります。

結審に向けて弁護団も勢揃いです。

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