宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

二本松東和町のNPO法人ゆうきの里東和まちづくり協議会を視察。有機肥料、直売所、民宿、ワイナリーと多面的に展開し、地域資源活用と仕事おこしにチャレンジ。14日福大の食農学類新設で小山教授と懇談

 13日、県議団として地域にある資源を生かし地域循環型の多面的な活動で仕事おこしと地域活性化に取り組む東和町のNPO法人を視察し関係者から話を聴きました。

 行政主導でなく、自主的な発想と自己資金で事業をおこしていることにはびっくりするやら感心することしきりでした。

 有機肥料は、地元の畜産農家の廃棄に困る糞尿の廃棄物、地元の食品業者の廃棄物等を有効に活用し、非情に高品質の有機肥料を生産しています。

また、直売所に持ち込まれる農産物もこの肥料を使用しとてもおいしいと評判とのこと。

東和町に外からも人を呼びを寄せようと、農業研修生りの受け入れや、農家民宿と取り組む農家が20軒を超えていると。

遊休農地を活用してブドウを栽培しワイン製造にも取り組むなど、多面的な活動がどれも意欲的に取り組まれいする様子が窺えて、町おこしへの熱意が伝わってきました。

どの事業にも若い後継者が育っているのも頼もしく感じてきました。

 14日は、福大に食農学類が新設されることに伴い、県としてどのような支援をすべきかについて、福大の小山教授から現状を伺い懇談。県内の農業再建にはまだまだ程遠く地道な取り組みが必要であり、福大の新たな食農学類が果たす役割は大きいと話されました。国立大学なので国が責任を持つべきは当然ですが、県としても本県の農業復興のための必要な機関と位置付け、支援すべきです。 

 

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2025年を見据えた地域医療構想、全国で15万6千ベッド、11.6%の削減。福島県は28.4%の削減に

 国が昨年度までの策定を義務付けた地域医療構想による入院ベッド数の全体像が明らかになりました。2013年度比でベッド数が15.6万ベッド削減に。福島県では6109ベッド28.4%削減と、全国の削減率の2倍以上になります。県は、県内には休んでいるベッド数が多いために削減率が高くなると説明していますが、急性期ベッドの削減はこれからの県民医療の根幹の削減につながるだけに、この通りの削減を許すわけには行きません。

11日は福島工業高校と中央高校の入学式に出席。

 11日午前中、福島工業高校の入学式。定時制に14人、昼間に280人が入学。全部で8クラスです。定時制は4年が基本ですが、資格取得すれば3年で終了できる道もあるとのこと。職業高校ですが卒業生の半分は大学進学です。建築科にも女性の新入生の姿がありましたが、女性の進出にはもっと期待したい。

夜は、中央高校の入学式。21人が入学。姉弟で入学する子もいて、かけがえのない学校になっています。4年間頑張ってほしい。今年の入学式にも県議が5人出席し新入生を励ましました。

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