宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

3日、全国一斉憲法守る統一行動日。福島市駅前でも32人がアピールと署名行動

 11月3日文化の日は、憲法が公布されて71年目の記念すべき日。全国一斉に憲法改悪に反対する統一行動が取り組まれ、福島駅前でも32人が参加してアピールと署名行動が行われました。

 総選挙中は憲法問題を殆ど語らなかった安倍首相が、選挙で3分の2を改憲勢力が占めたことで一気に改憲に突き進もうとしています。しかし、世論は憲法9条の改定には反対が多数。国会発議を許さない闘いがいよいよ緊急性を増しているもとで、3日は国会包囲行動をはじめ、全国各地で多彩な活動が取り組まれ、福島でも全国に呼応した行動に32人の参加がありました。通行人の反応はまちまちですが、高校生や中学生は憲法9条は勉強していると話してくれ、署名にも快く応じてくれたことは参加者の励みになりました。3000万人署名の本格的取り組みが求められています。

f:id:m-sizue:20171107144000j:plain

f:id:m-sizue:20171107144032j:plain

 

臨時議会、開会前に自民党会派に申し入れ。議長に吉田栄光議員、副議長に柳沼順子議員が選出されました。新常任委員会は企画環境常任委員会所属に。

 臨時議会の開催前に、議会の役職を自民党公明党で独占しようとする問題で、自民党議員会に申し入れを行い、副議長は第二会派から選出すべき、常任委員会の委員長、副委員長は会派で比例配分し、各会派が役職を担いつつ県民の声が公平に議会に反映できるよう配慮すべきと求めました。自民党は新政調会長の西山議員が対応し、役員会に伝えると述べました。

f:id:m-sizue:20171030154137j:plain

 

 2年の任期で入れ替えとなる常任委員会の選任とともに、議長、副議長選挙が行われました。議長には浪江町出身の吉田栄光氏、副議長には郡山市選出の柳沼純子氏が選出されました。共産党県議団だけは、自民党の独占は許されないとして、議長に神山悦子団長に投票。副議長は第二会派から選出すべきとして、民進党県民連合の宗方保議員に投票しましたが、いずれも少数で敗れました。

 任期後半の常任委員会の所属が変わり、今度は企画環境常任委員会に所属します。復興や被災者支援の在り方、事故前の環境を取り戻すための取り組みなどについて議論することになります。皆さんのご意見、ご要望をお寄せください。

f:id:m-sizue:20171030153039j:plain

f:id:m-sizue:20171030153224j:plain

 

 

f:id:m-sizue:20171030153326j:plain

f:id:m-sizue:20171030164159j:plain

雇用促進住宅の自主避難者を追い出すために雇用支援機構が提訴。

 原発事故で自主避難の避難者を受け入れていた雇用促進住宅を管理する独立行政法人高齢.障がい.求職者雇用支援機構が米沢市に避難する8世帯を不法占有に当たるとして提訴しました。この8世帯はほぼ福島市からの避難者と思われます。埼玉、山梨両県でも立ち退きを求める提訴が行われたと伝えていますが、原発事故さえなければありえなかった避難であり、自主避難者は行き場がなくなれば生活の土台を失うことになるため、裁判所には事故の責任を明確にした判断を求めたい。