宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

7日、郡山市の県母親大会に500人が参加。今野元福大学長が憲法を活かそうと記念講演。

 7日、郡山市で県母親大会が開かれ、500人が参加しました。午前中の分科会では、原発問題の分科会に参加、伊東達也全国原住連筆頭代表の講演と意見交換会に参加しました。この分科会には100人近い参加者があり、女性たちの関心の高さが窺がえます。

 伊東達也さんは、安倍政権が福島の事故を終わったことにさせようとするが、被害は依然深刻複雑化していると告発、だからこそ福島から原発ゼロの声を挙げようと呼びかけました。

 私は会場発言で、県議会の様子や、モニタリングポスト撤去、除染土壌の再利用等で、県民の闘いが県民切り捨てに歯止めをかけつつあることを確信にして共に闘いましょうと伝えました。

  全体会の冒頭は、障がい者団体が結成した太鼓サークルやまびこ太鼓の演奏でオープニング。見事にそろった太鼓の演奏は感動的でした。

 今野順夫元福大学長の記念講演では、憲法の平和条項や基本的人権擁護、男女平等の条項が作られる過程で、福島県出身者が大きな役割を担っていたことも紹介、押しつけ憲法論をはね返して憲法を活かす社会を作るために不断の努力が大事だと強調しました。

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6月議会閉会。憲法9条を守ること、核兵器禁止条約批准、柏崎刈羽原発再稼働反対等の意見書はいずれも自民、公明等の反対多数で否決に

 6日、6月県議会が閉会しました。吉田県議が討論を行いましたが、今回は余りヤジが出ず、議場は静かに聞きいっていました。

 

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最終日の採決では、憲法核兵器原発でいずれも自民、公明等の反対多数で否決されてしまいました。社民は、憲法核兵器禁止で共産党と共同歩調、立憲民主は退席、柏崎刈羽原発再稼働反対、義務教育国庫負担率復活、消費税10%反対、保育条件整備等の意見書は、共産党だけの賛成で否決となりました。

 今議会冒頭で知事が再生出馬表明を受けて、県政与党と唯一野党の共産党への風当たりは強まっており、共産党が提出する議案は理由もなしに否決する問答無用がまたまた復活です。

4日、健康、スポーツ対策特別委員会

 4日は特別委員会の審査。スポーツの振興では、総合型地域スポーツクラブの設置促進が必要であり、本件の設置状況を質すと、県内には87のクラブが設置され多面的な活動が行われているとの説明あり。地域別の資料提供を求めました。また、県民が気軽にスポーツに親しむ機会を保証するための社会体育施設の整備状況についても資料提出を求めました。

 オリパラ成功を言うのなら、障がい者のためのスポーツ施設整備にも力を入れるべき、実際には障がい者が使いにくい実態があると指摘、県は障がい者も一般人も差別なく利用できる施設整備を目指したいと答弁。