宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

11日、福島中央高校70周年記念式典と祝賀会。かけがえのない学びの場をいつまでも守って

 11日、私の母校である福島中央高校70周年記念式典と祝賀会が開かれ出席。夜の祝賀会では、卒業生の来賓という事で挨拶の機会をいただきました。48年前に福島二高から独立校となって中央高校になったその年に入学したこと、飯坂リハビリ病院に勤務し、夜勤もこなしながら夜間高校に通ったことなど、自らの体験を紹介すると、驚きの感想も聞かれました。当時はみんなそうして夜間高校に通学しており、特別ではありません。今日の夜間高校の役割は変化しているものの、生徒たちにとっては大切な学びの場であることには変わらないこと、だからこそ大切に守っていく必要があることを強調しました。参加者からは、生徒数は減少したがなくてはならない学校だと認識を新たにしましたと多くの方から感想をいただきました。

 中央高校の校歌は、谷川俊太郎氏が作詞、湯浅譲二氏が作曲したものです。「目覚めるのが辛い朝もあるが、悩むのは自分ひとりじゃない」で始まる人間賛歌の歌です。校歌らしくない校歌ですが、生徒たちを励ます歌に、70周年の機会に改めて光が当たった気がしました。民報、民友地元紙の役員も参加され、共通して校歌が素晴らしいと述べていたのが印象的でした。生徒代表のあいさつも良かった。

11日、県知事選挙告示。町田候補が第一声で、安倍政権と東電にものいう県政への転換を訴え

 11日、県知事選挙が告示、4人が立候補しましたが、実質町田候補と内堀候補の争いの様相です。みんなで新しい県政をつくる会の町田かずし候補は、原発事故から7年半、県民は学び考え行動してきた。その結果国の県民切り捨ての思惑を打ち破ってきたと述べ、この県民の力を信頼し県民の声と力が生きる県政をつくると公約。主な政策として、国と東電に県民の立場ではっきりものをいうこと。汚染水の海洋放出を認めないこと。学校給食費無償化で子育てを応援することなどを掲げました。県民に開かれた県政にするため、毎月タウンミーティングを開き、知事への目安箱を設けると述べ、その財源は知事の報酬3割カットで賄うとしています。

 内堀候補自身の第一声は直ぐ近くのまちなか広場。本人の訴えは4分程度だったとのこと。チャレンジを強調するものの、県民が置かれた現状をどの様にとらえて、何にチャレンジするのか、その対象は明確になりません。知事として取り組んできたことの焼き直しだけで、新しい展望も語ろうとしていません。国、安倍政権の防波堤になる県政こそ、県民が求める県の姿勢ではないでしょうか。選挙の陣頭指揮を執るのは自民、公明の県議。文字通り安倍政権の与党に支えられての選挙です。

f:id:m-sizue:20181012153309j:plain

 

 

 

内堀f:id:m-sizue:20181012153404j:plain

 

9日夜、町田かずし知事候補出陣式。原発ゼロを発信し、県民の声と力が生きる県政の実現を。

 告示まで2日と迫った9日夜、町田かずし知事候補の出陣式がアオウゼで開かれました。私も情勢と県政の課題と争点について報告、各界からも要求に応えない県政の転換のため、町田候補とともに闘う決意表明。

 町田知事候補は原発事故から7年半、県民は本当に頑張ってきたと思う。しかし政治はどうかと問いかけ、安倍政権は、福島の事故も被害も終わりにして、原発の再稼働と輸出に突き進んでいる。これに追随する内堀知事では福島県民のための政治はできない。福島から原発ゼロをはっきり発信できる県政、安倍政権の悪政を押し付けるトップダウンではなく、学び考え行動してきた県民の力を信頼し活かす県政を作りたいと力強く決意表明。全員で頑張ろう唱和。

f:id:m-sizue:20181010092440j:plain