宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

教育予算を増やして行き届いた教育を求める署名1万6533筆を県議会議長に提出。

 毎年取り組まれ今年で30年となる教育署名を今年は1万6533筆を議長に提出。30年間では250万筆が提出されたことに。私学は私学助成の拡充を求める署名を入れると上年間になるとのことです。署名運動に取り組んできた人たちからは、これまでと違った反応と関心の高さが感じられたとの報告が。学校現場は産休や病休代替職員が見つからず、学校内でやりくりするしかなく、それが多忙化に拍車をかける悪循環になっていると言います。

 保護者の代表は、息子が来年入ることが決まった大学から早速入学80万円振り込んでほしいとの通知が来た。これから学費がかかると思うと子供一人でよかったと思ってしまった。子どもが一人でよかったと感じる政治はおかしいと思うとの意見も出され、教育費を増やしての願いは切実です。

f:id:m-sizue:20181204120750j:plain

f:id:m-sizue:20181204124817j:plain

 

f:id:m-sizue:20181204125142j:plain

 

福島市学童クラブの祭り開催。市内のクラブ数は73に。国の基準緩和は危険を拡大する。

 先月25日、福島市の第5回学童まつりが開催され盛況だったとの報告を受け、その資料をいただきました。市内の学童クラブ数は73に増えています。福島市は、学童保育が市町村の事業になっても民節民営型の基本は変わらず、劣悪な環境で放課後の生活を送っているのが実態です。渡利のきりん教室は民間のアパートを借りて運営を続けていましたが、建物の老朽化で立ち退きを求められているため、市の公的施設への入居を求めた結果、来年度にようやく渡利小学校の一角に入れるようになりました。公共施設に入っているのはごく一握りのクラブにすぎません。市は私が市議会議員当時に月4万円を限度に家賃補助を創設したものの、この金額もそのままです。

 国は、学童保育の待機児童が増加していることを理由に、国の従うべき基準を参酌基準に緩和する方針を決めました。支援員は2人以上いなければならないとの基準が緩和されると、1人で子どもたちを見なければならなくなり、安全が確保できなくなることが懸念されると言います。基準を緩めて押し込めばいいと言う安易なやり方は許されません。支援員の処遇が余に悪すぎるから職員が集まらない、これは保育や介護と同じこと。人に係わる仕事に携わる人たちの処遇改善はどの分野でも待ったなしの課題なのです。

上山口くるみの会の清掃活動に参加。24年目この間、環境大臣賞等を受賞

 上山口のくるみ川の清掃活動が今年も12月1日に行われ案内をいただき参加。この活動は今年で24年になるとのことで、この間環境大臣賞など沢山の賞を受賞してきました。去年は蛍の幼虫を放流、夏に蛍を見る会が開かれました。20匹くらいは観察できたそう。今年は、福島市の花いっぱい等運動補助金を受けてアジサイの木18本を植樹。蛍の季節にはアジサイも花を開かせる事でしょう。

f:id:m-sizue:20181204175017j:plain

 

 作業をしながら会話になったのは、この活動がいつまで続けられるのかということ。土地利用の規制があるので後継ぎが家を建てることも難しく、若者、後継者がいない問題はこの地域も同じだと言います。昼食会のあいさつで、農業の衰退が地域の衰退を招いている。国や県は規模拡大ばかり進めようとするが、家族経営型の農業で生活できる農業政策こそ必要だとの強調に頷く人も。