宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

1日、福島市女性後援会総会で県政報告。

 1日午前、市内の街頭宣伝を行っていると、90歳近い方から声をかけられ、年よりも安心して暮らせる政治にしてほしいと。公立幼稚園を退職したと言う方は、幼児教育、保育の無償化で保育の質が心配だとの声が寄せられるなど、選挙が近づくにつれて要望も多くなります。いずれにしても、県民生活最優先の県政実現が求められます。皆さんの期待に応えられる福島県政をめざします。午後福島市の女性後援会の総会があり県政報告を行いました。

f:id:m-sizue:20190904172259j:plain

 

31日、浪江津島からの避難者から要望を聴きました。1日帰還困難区域でも自宅に戻りたいと、福島市女性後援会総会。街頭宣伝で安倍政権はダメ、県政も変えたいとの要望が

 31日、帰還困難区域の浪江町津島から福島市に避難している高齢者ご夫婦から、直接話を伺いました。浪江の馬場績町議も同席。津島は帰還困難区域で特定復興再生拠点の面積も少なく、そのお宅は拠点に含まれません。いずれは自宅に戻ると決意していた。帰れる時期が全く見通せないのになぜ住宅支援だけ打ち切るのか納得できない。町も県も復興住宅に転居できないかというが、引っ越しはもうたくさんだ。越すときは津島に戻るときだけだと話していました。勝手に避難したわけではなく、出て行けと言われたから避難した。なのに今度は避難住宅たら出ろと言われる。この不条理が納得できないと言うのは当然のこと。津島の放射線量は年間20ミリシーベルト以下に低減した所も出ている。そこは除染して欲しいとのことです。避難指示解除と除染を国の都合で使い分けるのはご都合主義ではないでしょうか。加害者として、被害者の要望を真摯に受け止めるのは当然の責務です。

 1日午前中、街頭演説していると90歳近い高齢者が声をかけてくれ、年よりも安心できる社会保障を作ってもらいたいと、別の場所では幼稚園に勤めていたと言う方から無償化は良いけれど、保育の質が心配と、特に民間は利益優先になりやすく研修も行われない事業所が大多数と懸念しています。2人とも安倍総理ではダメだと。選挙が近づくと様々な意見が寄せられますが、大切な意見として受け止め、政策に反映させたい。

 午後、福島市女性後援会の総会に出席し県政報告。県議会の実態をもっと周りに知らせなければと街頭宣伝に積極的に取り組むことを決めました。

 

 

28日、共産党国会議員団とともに双葉、大熊両町を視察。帰還困難地域の復興は緒にも着かない。29日、国会議員団との懇談。

 28日、国会議員団福島チームの責任者高橋ちづ子、岩渕友事務局長らメンバー5人とともに県議団予定候補全員参加で、大部分が帰還困難区域の双葉、大熊両町を視察しました。

 双葉町では伊澤町長らから説明を受け懇談。町長は、双葉町はまだ避難解除が行われず全町避難が続いている。96%の地域が帰還困難区域になっており、その中に特定復興再生拠点を設定し新たなまちづくりを進めている。帰還困難区域の中にも放射線量が低減している地域も少なくないので、そこは除染をして避難解除をめざしたいと思っているが、国は費用対効果を理由になかなか認めてくれないとの不満を語りました。

f:id:m-sizue:20190917091026j:plain

 

f:id:m-sizue:20190917090845j:plain

双葉町庁舎内に当時のまま残されていたボードには、津波で避難した住民の情報がびっしり書き込まれています。重要な歴史的資料ですが、まだ展示されることなく放置された状態のままです。

f:id:m-sizue:20190917091202j:plain

旧役場屋上から見える景色の大部分は、中間貯蔵施設ばかり。

 大熊町ではイチゴのハウス栽培施設を見学。全国から取引きがあり生産量が間に合わないほどだと言います。新役場の近くにお店がチラホラありましたが、生活できるかどうかは疑問だと感じました。

f:id:m-sizue:20190917091409j:plain

 29日に国会議員団と県議団との懇談。その前に当局からレクチャーを受けた国会議員団からは驚きの報告が。福島第二の廃炉に係わり、使用済み核燃料の処理について、県外への搬出を求めているとの県の説明に、どこに搬出させるのかとの質問に、六ヶ所村むつ市かだろうとの話が出されたと言うのです。青森県は、再処理のための受け入れだったが、最終処分場ではないとしており、単なる燃料保管の受け入れには応じられないとの立場は明瞭。県外に持ち出せばいいという福島県の言い分はあまりに無責任であり国の無責任をも免罪するものです。

f:id:m-sizue:20190917092827j:plain