宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

27日、桃の穿孔細菌病対策で県に申し入れ

 桃の穿孔細菌病が特に伊達群で大量発生している問題で、17、18日の現地調査を踏まえ、本日県に対策を申し入れました。県の報告では去年の5割程度から今年は7から8割の被害になっている農家もあるとのこと。福島市内では少ないものの、県北全体では桃は主力農産物の一つ、この被害は県北全体の地域経済にも深刻な影響が懸念されます。県の担当課は、県独自の経済的支援は難しいとしながら、来年以降の再発防止のため、消毒等の営農指導を強化する意向を示しました。

 被害が大きい農家には、果樹共済や収入保険制度による補填がありますが、加入していなければ何もありません。果樹共済は掛け金が高い、収入保険は青色申告が条件などいずれのハードルも高く、実際には補填される農家は少数にとどまるため、県独自の支援策の実施を求めました。

 

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福島市が4月28日以降に生まれた子どもに1人10万円の特別給付金

 国の特別給付金の対象外とされた今年4月28日以降に生まれた子どもに、福島市が1人10万円の特別給付金を支給することになりました。福島市が本日31日の明らかにしたもので、市議団との打ち合わせで分かりました。全国でもいくつかの自治体が独自の子育て支援策として給付金の支給を決定していましたが、福島市でも実現したものです。この施策については、県生活と健康を守る会連合会が、県に県事業として給付するよう要望していましたが、県は困難としていたものです。

26日、DAPPE主催の汚染水海洋放出するな集会とデモに参加。

 26日は、DAPPEが主催する汚染水海洋放出に反対する集会とデモが福島市内で行われ参加。当日は、新地町の漁師小野春雄さんや相馬市の中島ストアー会長が発言し、福大の塩崎教授もリモート参加。国会からは金子恵美衆院議員、岩渕友参院議員がスピーチし国民、県民の意思を無視した海洋放出は許されない、共に闘おうと呼びかけ、福島瑞穂社民党代表や古市県議がビデオメッセージを寄せました。

 集会もデモもすべてを20代、30歳代の若者が仕切り見事な集会とデモになりました。ずっと出続けていたシャボン玉も素敵な演出で心が和みます。闘うメッセージとともに、原発事故、コロナ禍と気持ちが暗くなる県民に希望を届ける取り組みだったと思います。

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