宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

6日、吉田県議が総括審査会質問。PCR検査の拡充、原発事故仙台高裁判決を踏まえた対応、河川の災害等を質問。

 6日、県議会の総括審査会が開かれ、吉田英策県議が質問に立ちました。コロナ対策で会津医療センターのクラスター発生を踏まえ、全職員、全患者にPCR検査を実施すべきと求めました。県は618人の職員と65人の患者に検査を実施したと答弁しましたが、面的な検査については触れませんでした。原発事故関連では、仙台高裁判決の感想を聞かれた県の担当者は、司法判断へのコメントは市内と答弁。伝承館の運営は、仙台高裁が国と東電に同等の責任があるとした判決の立場に立ち、事故の実相を伝えるべきと知事に見解を求めましたが、複合災害の実相を伝えると述べるだけで、被害者県民の立場を明瞭にする答弁はありません。

5日、災害に強い県土づくり特別委員会

 5日、災害に強い県土づくり特別委員会の審査が行われました。昨年の台風災害の検証委員会報告の説明を受け質疑。県の体制では、市町村への支援を直ちに行い、市町村と一体で避難指示灯の判断ができるように支援すべきと求めました。

 避難者支援では、TkB48の実現、とりわけ温かい食事の提供は避難者の健康管理滋養も最重要課題と位置付けて市町村と協議支援すべきと強く求めました。被災者生活再建支援法の適用では、対象となる被災世帯の88%が申請、加算支援金は55%の申請との報告。加算支援金が半分にとどまっていることは、住まいの再建が進まないことの反映と指摘、支援策の強化が必要と指摘しました。

被災事業者支援のかなめグループ補助金は8月末で470件が適用されたと報告。これも被災事業者はもっといるはずで、すべての被災事業者に適用するよう更に周知を図るべきと求めました。

4日、午前中は街頭宣伝、午後飯坂町で議会報告会、コロナからイオンまで多彩の意見交換会に

 4日、午前中は地区の一斉街頭宣伝の定期も受け地元を中心に街頭宣伝。菅内閣憲法を無視する異常な学術会議委員の任命拒否、原発事故の仙台高裁判決の意義、コロナ対策などについて共産党の見解と政策を訴えると、じっと聞いていた人から拍手が起き、元気をもらいました。

 午後、飯坂町で議会報告会が開かれ、山田裕市議とともに出席。議会報告ののち、疑問意見交換を行いましたが、コロナ対策ではPCR検査をどこで受けられるのか、原発事故に関してはトリチウムの人体への影響についての考え方、イオン出店による影響をどう考えるのか、デジタル化はどう考えればいいのかなど多様な疑問質問意見が相次いで出され、貴重な意見交換会になりました。

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