宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県北農民連会員集会に参加要求を聞きました

6日夜、鳥川集会所で県北農民連全会員集会が開かれ、現在の運動の到達と、今後の課題について話し合いがもたれ、私も会員の一人として参加しました。

 

農民連が土壌の放射能線量をすぐに測れる機械を購入したとのこと。GPSがついているもので、土にあてるとすぐにベクレルが出てくるという優れもの。全会員の土壌を測定したいとしています。

 

当日財務省国税庁交渉を行ってきた根本事務局長から、賠償金に課税するなとの要求が、通りそうな感触を受けたことが報告されました。課税されることになると、賠償金の3割が税金で消えることになると言います。

 

会員の議論が集中したのは、伊達市福島市のJAが行った果樹の除染の作業員に対する時給に2倍の差が生じている問題と、田の除染に使うケイ酸カリウムの量に大きな差があることでした。伊達市は、10㌃当たり200キロに対し、福島は20キロと10分の1です。

 

除染作業に支払われる作業員の賃金も計算基準が違います。また、伊達では、まず線量を測ってから作業に入るのに対して、福島では線量測定は行わないなどの違いも明らかになりました。

 

いずれの作業もほぼ10㌃当たりにすると、11,000円程度になるとのことです。農地の除染にかかる経費の国基準、10万円に対しては低すぎるのではないかとの意見も出されました。

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翌7日は、農民後援会決起集会が開かれ、県議会報告を行いました。高橋ちづ子衆院議員が講演。国会では福島県民の医療に関して3つの法案が議論されているとのこと。子供の医療費を国の責任で無料化すること、避難者の医療に関すること、長期にわたる県民健康調査に関することです。共産党は全部を通すべきとの立場で臨んでいます。