宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

原発事故による損害の全面賠償させる福島県北の会結成

 10日夜、原発事故による損害の全面賠償をさせる会が200人の参加で結成されました。いわき市、相馬地区に次いで県内では3番目の会結成となります。

昨夜は、警戒区域から避難し仮設で生活されておられる方も参加するなど、幅広い皆さんが参加されました。

いわきでいち早く賠償させる会を立ち上げて活動を始めているいわきの会の佐藤三男代表委員がいわきの取り組みを報告、藤原、倉持両弁護士が会結成の意義、賠償問題の考え方について講演しました。

 藤原弁護士は、この会は金取りの会ではなく、原発ゼロを掲げ日本社会の在り方を変える闘いをする会であることを強調、倉持弁護士は、紛争審査会が示した基準は、交通事故の自賠責を元にしており、あくまでも最低基準を示しているに過ぎない。ひとり一人受けた損害は異なっているのだから、個々の事情に見あった賠償を求めていくべきで、紛争審査会が示した基準にとらわれずに考えていきましょうと呼びかけました。