宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

御山で議会報告会

 15日は、市内清水地区で活動、午前中は清水支部と地域の皆さんを訪問しました。90才近い一人暮らしの方でも東電の賠償請求をしていることが分かり、結構請求は進んでいるなと感じました。

 夕方、御山後援会の議会報告会。ここでも除染と健康対策で議論が集中、いくら議論しても時間が足りないほど話が盛り上がります。仮置きにしても作業員の確保にしてもそれが進まないと、せっかく始まる除染が進んでいかないからです。福島市は、今年度25000戸の除染を行う計画で、清水行政区で2355戸を予定しています。清水の中でも線量の高い御山地区はほぼ全域が全面除染対象に入るものと考えられます。市の計画の全体像を早く市民に知らせていくべきです。

Img_1441

 夜、医療関係の皆さんと懇談、福島県の医療政策の遅れが放射能対策にも困難を来しているのではないかとの意見が出されました。これからもっとも心配されるがん発生の問題にしても、福島県にはガンセンターがなかったために、ガンに関する研究や対策が体系的にはつかまれてこなかった経過があります。福島医大にこれからつくられるガンの研究機関が県民にとって生きた研究機関にするためにも、今から必要な対策を取らなければなりません。

 

 何よりも、現在の県民の健康状態をしっかりつかむことです。ガン検診を全員に受けてもらって基礎データを作るべきです。共産党が一貫して求めているがん検診の無料化は不可欠の課題です。