宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

どこにいても福島県民として支援を

 メ―デ―ノ昨日、新知町の井上町議が、新知町で津波被害を受け宮城県角田市に避難したが、住宅家賃の支援対象から外されて困っているという方と一緒に県庁に来られました。

 家族五人で避難したが、たまたま借りた家が面積が広い家だったために、宮城県が独自に決めた基準を上回っているとして助成対象から外されてしまったと言います。福島県は、家族の人数で家賃の基準を二段階に設定しており、当然支援の対象なのに、宮城県に避難したがために支援されないというのはおかしな話です。しかも、宮城県は既に3月末で申請受付を終了したとして受付そのものが認められない状況でした。

 県の担当と話し合いをして、福島県から改めて宮城県に問い合わせをしてもらうことになりました。しかし、受け入れ自治体の問題があるとするならば、福島県が当時県として全ての県民を支援する立場で対応すべきではないかと言いました。今後引き続き県に求めて行きたいと思います。

 この点では、8日に県内自主避難者の皆さんが県に支援を求めて要望書を出すことになっています。県内に自主避難している人は、福島市が48人、伊達市が16人、二本松市が5人で三市だけで69人に上ることが分かりました。郡山市から県内他市に避難して避難者登録している件数は、県の調べでは117件と報告されました。どこに避難していようと全ての避難県民を支援する立場に立たせることが何よりも重要です。