宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

紙智子参議院とともにJA県中央会長はじめ農業団体と懇談

 5日午後、紙智子参院議員が福島の農業団体の要望聞き取りのため来福、同行しました。時間を割いて待っていてくれた庄條JA県中央会長と1時間にわたって懇談。コメの全袋検査の問題で、現場任せの国、県の対応には怒りの声が上がりました。本来は、国が責任を持って全量検査すべき問題だと厳しく指摘。まるで福島県民が悪者にされているのは納得できないと述べていました。まったくその通りです。

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続いてJA双葉の組合長さんと懇談。組合丸ごと避難しているのは全国でここだけですと述べられ、賠償では、財物の基準を早く示してほしい、早く大熊に戻りたいと話していました。

続いて懇談した県農民連では、コメの全袋検査体制の矛盾がより明確になりました。賠償でも、県北で桃や梨の賠償をまだもらっていない農家が沢山あると指摘しています。根気強く東電と交渉しないと支払わないのが東電の姿勢だと批判。JAももっと農家の立場で東電に物を言っていく必要があると話します。