宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県内に自主避難している避難者が県に再び支援求めて交渉

 今日午前、県内に自主的に避難している方々が、福島県に災害救助法に基づく支援を求め、先月に引き続き県と交渉しました。県の回答は、先月と同様に困難だとして、賠償で東電に求めてほしいとの回答に留まったとのことです。 

 午後、共産党の控室に寄っていただき報告を聞きました。県の言い分には全く合理性がありません。県外避難者には法の適用をしているのに、同じ自主避難でも県内に留まっている人たちは法の対象にしない理由はまともに答えられなかったようです。

 根っこには、政府の対応があるらしく、福島県の担当課に対して、慎重にやってくれとの話があったとのこと。国の担当者も住民の前では、法にのっとって対応しているものと考えていると述べているのに、県に対してはいかにもやるなと言わんばかりの圧力をかけるなど、言語道断です。やっぱりこの政権を許してはならないとの思いを改めて強くしました。

 その後県の担当課が、私に報告に来たのですが、賠償とのからみがあるというものの、東電が紛争審査会指針以上は払わないことも承知しており矛盾そのもの。要は被災県民の立場に県が断ち切れるかどうかにかかっているのではないでしょうか。

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写真は先月の県交渉に立ち会った時のもの、今回は議員抜きの話し合いにしたいとの県の要請があったとのことで出席しませんでした。