今日の民友新聞によると、将来の被ばくによる健康被害による医療費を無料にすることを、国が策定を進めている福島復興再生特措法に基づく基本方針に明記する方針であることが明らかになりました。
この要求は、原発事故発生初期の段階から出されていた問題で、今回の私の代表質問でも盛り込むよう県が求めるべと求めることにしています。県民の声が、政治を動かしつつあることが見える形で現れてきていることは重要だと思います。諦めではなくて、福島で生きるためにあらゆる知恵を出し合いながら、政治を一歩でも前に動かうためにオール福島の力が必要です。
問題は、被ばくによる影響をどの範囲まで見るのかです。この間の原爆症認定裁判闘争でも、最大の焦点になってきました。そしてわかってきたことは、病気はあらゆる分野に及び、特定すること自体ができ説ではないという事ではないかと思います。だからこそ、全県民の医療費無料化の制度が必要なのです。
明日の代表質問は、ラジオ福島で午後1時から放送されます。