宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

原発事故を依然として人災と認めない知事答弁 すべての避難者救済できずに福島県の本気の復興ができるでしょうか

 原発事故の原因究明を進めるための、各事故調査委員会の報告が出されていることを踏まえて、知事の事故認識を質しました。

 知事答弁は、2月議会と全く変わらず、国において解明されるべき問題として、依然人災とは認めませんでした。

 こうした立場では、被災した全県民を救済することができないことは明らかであり、県内外の避難者支援を受けられない人たちを、放置し続けていることに表れていると思います。

 復興計画を絵に描いたモチにさせないために、県民要望を直接に届ける運動が益々重要です。

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 県内避難者に対する家賃支援が受けられない状態が、続いている問題でも、賠償もあるなどと、国と同じ答弁を繰り返すだけです。避難しなければならない気持ちに駆られている被災者の思いや、不安、悔しさが本当に分かっているのでしょうか。