宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

災害関連死が認定されただけで953件、審査件数は1173件に

 福島県内で災害関連死と市町村審査会に申し出がなされた件数は、7月13日現在で1173件に上り、認定されたのは953件、不認定が110件、継続が110件と報告されています。

 尚、審査会未設置の市町村における、関連死の認定件数は23件あり、合わせると県内での関連死と認定された件数だけでも976件になります。

 最も多いのは南相馬市で、申請405件、認定は311件、継続審査が73件です。

 原発事故の放射能汚染で亡くなった人は一人もいないと発言した電力会社の社員がいましたが、避難に伴う体調不良が原因とされる関連死が膨大な数に上っており、原発事故がいかに人間の命を危険にさらすか、この面からの検証も重要です。

P1020153