宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

ようやく県職員増員に条例改正 学校のスクールカウンセラー常駐を求めるとともに思い切った少人数学級を福島県でこそ実施すべきと求めました。

 震災以来、職員不足を他県からの応援等でやりくりしていた県が、ようやく職員を300人程度増員する定数条例案を9月議会に提案することになりました。

 郡山市では、幹部職員が震災以来4人も死亡していて、内2人は自殺です。膨大な仕事量に対応しきれない自治体職場の現状は深刻です。職員が安心して働ける職場環境づくりは、住民のために働く職員の士気を高めるうえでも重要です。

子どもの心のケア対策として配置されているスクールカウンセラーが、大変な勤務実態で働いていて、全校配置と言っても実際には、週に一日しかいない現状の改善を求める要望が、学校現場から出されています。

県内に配置されているカウンセラーの実数は、県内が127人、他県からの支援が70人で、約200人態勢。臨床心理士の資格を持つ人は、132人で、他の70人近くは准カウンセラーです。