宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

北海道、東北議員研究交流大会、田崎史郎氏が記念講演、維新の会は戦うべき相手と

 30日、福島ビューホテルで、北海道、東北議員研究交流大会があり、共産党からは私が参加。

 時事通信社田崎史郎氏が記念講演しました。日本の政治は変わるかと題する話の中で、特に印象に残ったのは、政治は人間が行うもので、感情と打算が6ないし7割はそこで動いていると断言。道理と国民要求で動く政治でなければ政治じゃない、評論家がこんなことを言ってていいのかと怒りすら覚える。

 でも、維新の会については危機感を強めているようで、かつての小泉フィーバー、小沢チルドレンが大量に当選したような雰囲気があることに懸念を示し、今後この勢力とは戦買わなければならないと述べていました。ジャーナリストとして見ても、維新の会は危ないのでしょう。日本の民主主義の危機にしてはならない。

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 第二部で、テーマごとの交流会となり、食の安全安心の分科会に出ました。

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ここでも議論の中心は放射能対策。青森のマダラから基準値を超えるセシゥムが検出され、出荷制限になっているとのこと。青森のどこでとれたものか聞いてみると、八戸漁港と。

 一方宮城県の食品検査では、魚介類も検出されずの結果が出ているとの報告で、回遊魚が今後どれだけ影響が出るのか計り知れません。

 コメの全袋検査には、宮城の横田さんが発言。有機農業で、60キロ3万円で売れていたのに、今年は全く注文がない実情を報告し、宮城県でも早期に検査体制を作る必要があると話していました。

 岩手の県議からは、10ベクレルでもダメだというのは農家があまりにも可哀そうではないかという発言も出ました。安全基準と消費者の安心は全く異なること、それが放射能の持つ特異の危険ということを理解して対策するしかない問題であることを発言しました。

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