宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県議会の質問が続いていますが、賠償問題特に精神的被害に触れるのは共産党しかありません

 原発事故から2年が経過、福島県民が置かれた厳しい状況は変わらず、時間の経過とともに深刻さを増しています。県内に自主避難していた夫婦が、放射能への感受性の違いからとうとう離婚することになったという話も聞こえてきます。毎日毎日が放射能との戦いであり、受け止めが異なる者同士の闘いでもある。被害者同士すら対立関係においてしまう、それが放射能汚染による被害の実態であり複雑さ。私たち県民はそれを乗り越え、事故を起こした加害者への責任追及をオール福島の要求として束ねていかなければなりません。

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写真は、本日の赤旗記事

 この県民分断を引き起こす精神的被害、ストレスを被害と認めて賠償するのは当然なのに、議会の質問を聞いていると、そのことを求めるのは今や共産党県議団しかないのが議会の現状です。本日質問した議員も、精神的被害は農業の損害賠償に付け足し程度に触れただけでした。巷にあふれる怒りをすくいあげて、県政に反映させる共産党の役割は益大きくなっています。