宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

24日から9月議会です。今議会は私が共産党の代表質問で、27日午後1時からの予定です。是非傍聴においで下さい。

 24日開会の9月定例会では、私が代表質問を行います。安倍政権の暴走にストップをかけること、原発事故対策、被災者支援、除染、賠償問題、集中豪雨問題等を取り上げる予定。早速13日から担当部局の質問取りが始まりました。代表質問は、9月27日午後1時の予定です。是非傍聴においで下さい。

 今議会最大の課題は福島原発の汚染水対策です。国も東電も、汚染水問題は浄化して海に流せばいいという安易な考え方があったために、結果として東電任せにされ事態を深刻化させた事は否めません。既に汚染水漏れを起こしたタンクのそばの地下水から15万ベクレルモノ放射能が検出されており、建て屋に流れ込む前の地下水が汚染されている状況です。

 敷地内の水の流れ、汚染原因の究明など、汚染の全体像を把握しなければ、根本対策は出てきません。海には流さないと言う明確な目標を持ってこそ、本気の対策が出てくるのです。この事を県としても、国や東電に求めていく必要があります。

 オリンピック誘致のために世界をも欺く阿部首相の発言は、驚きを通り越して怒り心頭です。自己原発の状況はコントロールされている、子どもの健康も現在と未来にわたって何の心配もないと、福島の実態とはおおよそかけ離れた説明を行ったのです。東京開催は決定しました。阿部首相は、国際公約した事に責任を問われることになります。心配ないと約束したのだから、そういう状況を作らせるために、県を先頭に国に迫っていく必要があります。