宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県がガン対策条例年度内に制定を表明

 放射能被害の一番の心配であるがんになる危険性の問題で、何度も検診の拡充、無料化などを市町村任せにせず県として取り組むためには、がん対策推進条例の制定を進めるべきと求めてきました。昨日の本会議の答弁で初めて年度内制定を明言したことは大きな前進です。福島県の悪性新生物の人口10万人当たりの死亡率は、H22年度の統計で男性全国18位、女性は28位です。しかし、全死因では男性6位、女性11位で、急性心筋梗塞が男女とも全国1位の高さにあり、生活習慣病対策の重要性も明らかです。

 PET、МRI及びPET、CTの医大での実績が届きました。今年の4月から保険適用になりましたが、4月から9月までの診療で使用した件数は合計327件です。PET、МRIの保険点数は、9375点、患者の3割負担は1回で28130円となります。

 この件数が多いか少ないかはいろんな見方があると思いますが、患者負担は大きいと感じます。