宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

年金者一揆福島県行動、県交渉に121人が参加

 年金者一揆全国行動に呼応する福島県中央行動が取り組まれ、午前中県交渉が行われました。委員会室に入りきれないほどの121人の参加者で熱気むんむん。

Pa186742


原発事故問題を中心に、汚染水対策、被災者支援について要望し交渉。回答が去年と殆ど変わらず、もっと県民の立場に立ってほしいとの声が相次ぎました。いわきの参加者からは、原発労働者が多重下請け構造のもとで、1日7500円という労働者もいる劣悪な雇用条件、環境の酷さの中で熟練労働者がドンドンやめている状態で、汚染水対策も、事故収束も進むのか心配だ。県は労働環境の改善にしっかり取り組んでほしいとの発言もありました。

 県北の参加者は、避難指示区域外の賠償問題で、ちっとも進まない現状は納得できないと述べと、オール福島の対策協議会が精神的損害の賠償でももっと取り組んでほしいとの声が上がりました。県の担当者は、原子力損害賠償紛争審査会が福島市渡利地区を視察したことを踏まえ、能見会長も自主的避難区域の問題もしっかり議論したいと述べていることを紹介しました。

能見会長の発言が紹介されたのは初めてです。

 午後開かれた全体集会で、議会報告と安倍政権の悪政をはねのける闘いに友に立ち上がろうとあいさつしました。

P1030430_2