宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

22日は富岡の宮本町長、川内の遠藤村長と懇談

 富岡町の宮本町長は、原発事故から2年半状況は何一つ変わらない。国の力が見えないといら立ちを隠せません。

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 住宅の除染も室内はやらないというけれど、雨漏りした住宅は、解体除染が必要で国に認めてもらいたいと述べました。帰り際の挨拶で町長は、政治は与党だけでやってるものだとは思っていない。野党の皆さんの力を是非借りたいと話されたことは、共産党への期待の表れとして印象的でした。

 川内の遠藤村長は、避難解除されても3000人の村民の内1300人しか戻っておらず、この中の完全帰還者は520人に留まり、500人は戻らない選択をしたと言います。富岡も川内も、帰還する住民の支援だけでなく、戻らない住民をいかに支援するかが課題だと述べ、国の帰還支援一辺倒の復興政策は問題との認識が示されました。

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川内村の副村長さんの案内で、村が49パーセント出資した野菜工場を見学。帰りにおいしい野菜を買って帰りました。

 前回の浪江町、川俣町長さんに続き今回4人の首長さんと懇談して思うのは、自治体の長として、避難住民のために懸命の努力をしている事。自治体が存続していて本当に良かったと言う事。その中で除染、賠償、避難者支援いずれも国の実態に合わない不当な線引きに苦しんでいる様子が伝わってきました。国会とも連携し、寄せられた要望実現に取り組みたいと思います。