宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

R118号線改良と歩道設置の要望で矢祭町を現地調査し、県南建設事務所に要望

 先日亡くなられた矢祭町の圷前町議が、亡くなるまで心残りと訴えていたR118号線山の井地区の改良と歩道設置で現地調査を行いました。現地に行ってみると、30人近い住民の皆さんが出て待っていてくれました。急カーブで見通しが悪いのにカーブの前後は直線のためスピードを出してカーブに差し掛かる車が多く、交通事故が絶えない個所。この間5件の死亡事故が起きているとのことで、通学路にもなっており早急な安全対策が求められている場所でした。

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 進まなかった理由は、地権者の協力が得られなかったためですが、ルート変更も含めて早期の安全対策が必要で、住民がみんな出てきて要望される様子を目の当たりにして、改めて要求の切実さを実感しました。住民の熱意には同行した町の職員も驚いていました。

 帰りに県南建設事務所に立ち寄り、要望を伝えました。

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 また、町が造成した住宅団地が地震で地割れなどの被害が発生、住宅にも大きな被害が及んでいた問題で、住宅の修繕が始まった大森さんのお宅を見せてもらいました。造成地を安定させるための工事は復興の交付金事業で3億円の事業が終了したものの、家が傾いているお宅も他に何件かあるとのことですが、大規模半壊以上の査定がないため、何の支援も受けられないままにいます。唯一大規模半壊の査定となった大森さん宅だけが、被災者生活再建支援法による支援の対象となりました。査定のやり直しも含めて何らかの支援ができないのか検討してほしいと町の職員にも要望してきました。

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