宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

福島産のジュース用リンゴは引き取ってくれないから畑に埋めるしかない。松川後援会忘年会

 22日、福島市内のリンゴ農家を訪ね、傷物のリンゴを沢山いただきました。少しでも傷があると商品として出せないので、これまではジュース用リンゴとして安くても引き取ってくれたが、原発事故後は福島産はいらないと引き取ってくれない。仕方ないから畑に埋めるという話を聞いて、もったいないから大きなリンゴを沢山いただいてきました。風評被害が収まるのはいつの日のことか。

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 23日、松川後援会の忘年会に小高から避難しているご夫婦が参加していて、復興住宅の抽選に当たったとのこと。避難解除準備区域なのでどうしてかと思ったら、自宅が半壊となり取り壊すので対象になったらしい。南相馬市では取り壊しの順番を待っている人が1100人もいて、その方は820番。いつになるかわからないと話していました。

 この席には除染作業に従事している方もいて、除染ではいだ土をフレコンパックに詰め替える作業をしている。放射線量は3μシーベルトあると容器に表示されているが、作業員には線量計もフィルムバッジも渡されておらず、被ばく管理は全く行われていないと言います。元請けは大林組、下請けで何が行われているか関心がないらしい