宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

復興共同センター連続学習会、安斉育郎さんが講演

 8日、福島県復興共同センターの連続学習会の最終会となった8日は、安斉育郎さんが2時間近くにわたり講演。原発事故から3年近く、福島の現状をどう見たらいいか、放射能汚染の人体への影響をどう見るのかなどについて、放射能防護学の観点から講演しました。安斉先生は毎月福島に調査や支援に入っている研究者です。講演会の前日から福島市内の福島保育所で散歩道の放射線量を測定し、線量の低いところを選べば散歩できることも科学的に明らかにするなど、丁寧な援助が好評です。

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 渡利のさくら保育園でも散歩道の線量測定を行い、高いところは避けるなど、どこなら比較的安全化を確かめながら生活すること、絶えず測って実態を正確に把握することの大切さを強調されました。廃炉決定をしても、実際には色にするには100年もかかる厄介なものが原発であること、だから研究者として原発はなくすしかないと言い続けてきたと述べたことには本当に実感がこもっていました。