宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

東電が相次ぐヒューマンエラーの説明に来ました、

 東電の事故収束作業に関わり、ヒューマンエラーが相次いで発生しており、東電をよんで説明を求めました。汚染水が100tも漏れ出し、β線が2億3000ベクレルの高濃度で検出された問題は、タンクの警報機が鳴ったにもかかわらず、確認作業を怠ったためにタンクから溢れだし堰の外に流出したものです。警報機が鳴っても気にしない作業現場とはどんな状態なのか、想像すると収束作業が本当に大丈夫なのか心配が増幅しました。

 汚染水検査の方法に不適切な部分があり、β線の測定の信頼が揺らいでいる問題も同じです。濃度が濃いものは薄めて測定しないと正確を期せないことは、専門家の常識だといいます。現場で非常識がまかり通ってしまうのはなぜなのか、 根本的な対策が求められます。

 東電社員は、現場に精通する職員がいることが必要だと述べましたが、絶対的な職員不足が慢性化化していることこそ直ちに是正すべきと指摘、再稼働に専門職員を回すのではなく、事故現場対応こそ最優先すべきことを求めました。

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