22日から3日間の県内視察。
養護学校はどこでも手狭で施設改善が求められています。職員室は70人の先生の机が入らず長机の先生もいます。
三春小は障がい児教育に幼児期から地域一体で取り組んでいる先進地です。300人の学校で通級だけで32人の児童がいます。町独自に5歳児の発達相談事業を実施し、就学前に障がい児を把握し指導を開始していることでスムーズに特別支援教室や通級学級に移行できていました。
郡山6中の放射線教育も県内では先進地だと感じました。子どもたちの身近なところにから教材に取り入れ、科学的に捉え判断し行動する力を育てることに重点を置いた教育目標を立てて見事な実践を行っていました。生徒さんが直接私たちの前で原発に関する見事な意見発表をしてくれました。
医療関連企業も見ました。世界に誇れる優れた技術を持つ企業が頑張っている姿に励まされました。各企業はすごい技術を持っています。世界の中でも最も細い管を製造できる技術を持つエスクは、世界の中での位置が分からなかったと話していて、外からのアドバイス等の支援が重要だと感じました。2つの企業とも社長が熱く語ってくれました。
白河市の工業の森B工区を視察。1年半前に行ったときには真平な造成地は想像できませんでしたが、31.8ヘクタールの広大な工業用地を取得した三菱ガス化学工業。今ある計画は2ヘクタールの工場用地を活用した建設計画のみで、100程度の雇用を見込むとのこと。早期の工場完成を望みたい。
避難指示解除された都路地区の仮設商業施設DOMOを見ました。4月の避難指示解除で戻ったのは市が把握しているのは2世帯3人とのこと。商業施設には近くの住民や作業員が立ち寄って買い物をしていました。どちらかというと作業員数の方が多い様子でした。2か所に仮説のお店ができましたが、店員は地元の応募者がなかったため、私の実家の船引町移地区から通ってきていると聞いて複雑な思いです。店の品ぞろえは十分とは言えませんが、戻って生活する高齢者にはありがたい施設になっているようです。