宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

今日、6月定例会が開会。知事が除染した土壌の中間貯蔵施設設置をめぐる環境大臣の暴言に遺憾の意を表明、県議会も抗議文を送付

 中間貯蔵施設設置をめぐり、環境省は16回の説明会を開いてきましたが、住民の納得が得られていない問題で、石原環境大臣は最後は金目の問題でしょうと発言したことが明らかとなり、怒りと抗議の声が広がっています。知事も故郷を思う県民の思いを顧みない発言だと遺憾の意を表明しました。大臣からこのような発言が出てくる背景に、国が中間貯蔵施設設置に責任を持って当たる基本姿勢がないことがあると思われます。

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 説明会で出された意見には、補償金の問題だけでなく、最終処分場にされるのではとの不安があることも明瞭で、その場しのぎで設置を認めさせればいいというような安易な考え方があることは否めません。 あらゆる問題で、国が加害者責任を果たす立場が改めて問われているのです。

 この発言問題で県議会としても抗議の意思表示をするため、会派間の協議が行われた結果、自民党が抗議決議には応じられないが、抗議文なら良しとしたため、抗議文を送ることとし、本日送付しました。