宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

只見川水害から3年。人災と住民が提訴

 2011年7月に南会津地方を襲った集中豪雨、只見川流域が大水害に見舞われた問題で、只見川に設置されているダムを管理する東北電力とJパワーは、下流自治体に被害対策として20億円を拠出、県が基金に積み立て被災者の復旧助成を行っていますが、被災住民は不適切なダム管理が水害の原因と、人災と認め補償を行うよう一貫して求めています。私も去年改めて被災地を視察した際、被害者の会の斉藤雄一会長に案内していただきました。

 被害者の会は、人災を認めない東北電力とJパワーを相手に裁判を起こしました。何度も水害に見舞われながら、加害者責任を求めても応じない横柄な態度は許せないと述べていた斉藤さんの思いは全ての被災者の一致した気持ち。電力資本の横暴をくじいてほしいものです。

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