宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

終戦記念日の宣伝、船引の実家と、除染作業で事故死した同級生のお線香あげ、途中で線量測定

 15日は毎年恒例の終戦記念日の街頭宣伝。今回は3人の市会議員団と一緒に駅頭、泉コープ、イオン前、笹谷の仮設住宅集団的自衛権行使容認、原発再稼働で突っ走る安倍政権退陣を求める世論を広げようと訴えました。

 笹谷の仮設住宅では沢山の皆さんが外に出て聞いてくれて、自治会長さんは、地元選出国会議員への要請行動に参加したとのこと。翌日議会が行った要請行動で共産党にも来た時に、志位委員長が対応し、要求には正当性があるとの考え方を示し、実現に努力する旨伝えたことを紹介すると、驚いていました。

 16日、船引の実家にお線香上げに。雨足が激しくお墓参りは断念。去年の10月、船引の除染作業中に機械が転落し下敷きになって死亡した同級生の新盆にお線香上げに伺いました。奥様としばらく話をする中で、事故当時の生々しい様子も初めて分かりました。移プロジェクトという除染事業を同級生をはじめ地元の人たちが、地元の除染は地元の住民の力でやろうと立ち上げ、高齢者を含めて今も作業に出ており、実家の兄嫁も毎日作業に出ています。折角地域経済の活性化を図る目的で始められたプロジェクトで犠牲者が出てしまったのは本当に残念でなりません。

 行き帰りと持参した線量計で測ると、船引の移では0.16前後、山際になると0.3近い、福島に入り飯野では0.3を超え、渡利に近づくと0.4といずれも車の中での数値です。

 このお盆中に知事選立候補表明が相次ぎ、いよいよ本格的な選挙戦に突入です。オール福島の願いを体現できる知事を誕生させる闘いはこれから。