宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

8日から10日まで商労文教常任委員会が愛媛県松山市と東大阪市を視察

 8日初日は、福島空港から予定した飛行機が飛ばないハプニングがあり、ようやく松山に夕方4時半過ぎに到着し、日赤病院小谷副院長から、発達障がい児の継続的な支援をボランティアを活用して体制を作り上げてきた取り組みについて話しを聞きました。

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ひとりの人間をバラバラでなく、発達する一人の人間として捉えて支援するコミュニティをつくるという考え方は、非常に重要だと感じました。

 9日は、愛媛県立医療技術大学の福島復興支援の取り組みについて伺いました。福島県立図書館に勤務していた泉さんが妻子が避難したふるさとの松山市に戻り、勤務した大学で福島の支援活動に取り組んできた活動は大変教訓的でした。復興は人のつながりだと強く感じさせられます。

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9日、10日と東大阪の2つの中小企業を訪問。医療産業に参入した関西セイキ、モノづくりで宇宙産業に参入しアメリカボーイング社の認定企業となっている会社アオキ、それぞれに企業努力の跡が滲み出ていました。

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アオキの会長は、後継者を作ることが跡取りの一番の仕事だと会長になって社長の席を譲った父親の言葉には、息子の成長を見守る温かい気持ちが込められています。普通の家族関係を築くことが会社の発展の基礎になると話していました。自治体にどのような支援を求めるかと尋ねると、補助金も大事だが、優れた技術を全国に情報発信してほしい、大都市でない方がやりやすいのではないかとのお話も伺いました。

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