宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

政調会2日目、病院局、企画調整部、土木、教育委員会、生活環境部とやりとり

 政調会2日目。双葉地域に作る県立の診療所は無床診療所とし、内科を常勤、整形は非常勤対応となる予定。県立宮下病院については、高齢化が進む地域の要求に対応するためにも、空いてる部分は長期療養型ベッドへの転換を検討すべきではないかと提起しました。

 企画調整部では、福島復興再生特措法改正に当たり、被災者支援が不十分であり子ども被災者支援法による対応ではなく、福島特措法での対応を県として求めるべきではないかと提起しました。

 土木部では、復興公営住宅の今年度末の入居可能戸数は509戸となっています。郡山で民間が建設提案し建てたものを県が買い取る方法で進めることが提案されました。

 教育委員会では、双葉未来学園高校について、定数の120人は確保できる見通しと報告したのに対して、双葉地域の子供たち希望者全員が入学できるよう取り計らうことを改めて求めました。また、12月議会の委員会で高校生への労働基本権の学習機会を作るよう労働委員会に求めていた点で、県教委との話し合いがついて新年度実施する予定であることが分かりました。

 生活環境部では、中間貯蔵施設設置について国が一時保管場所設置のための工事業者を決定していた問題で、地権者を無視して事業者を決めることは地元の感情を無視するやり方であり、県としては国に抗議すべきではなかったかと指摘。また、除染で出た汚染土壌の現場保管に対する何らかの補償はなされるべきだと重ねて求めました。

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