宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

本日の代表質問で、甲状腺検査の結果で18歳を過ぎて治療に要する医療費の無料化を実施する方針が明らかになりました。土砂災害防止の基礎調査は5年で完了させたいと答弁。

 今日の代表質問で、甲状腺検査に関わりがんやがんの疑いによる治療を希望する場合に、新年度からは18歳を超えても医療費を無料とする方針が明らかにされました。国が:県民健康調査を支援するものとして新年度予算に計上したものです。この問題は、復興共同センターの子どもチームや共産党も一貫して求めてきた問題であり、県民運動が国を動かした結果です。無料化の適用は、2011年3月11日時点で福島県内に住所を有した当時18歳までの子供は、現在福島県内に住所がなくても対象となります。

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写真は、2014年2月子どもチームが行った県への要望提出

 土砂災害防止法改正を受けて、全国平均の約半分と遅れていた本県の基礎調査実施率を引き上げるよう去年の12月議会の質問で求めていたものが、今年度補正を含め新年度約10億円の事業費がつく見込みであることが分かりました。県は、国方針通り5年で完了させるためには毎年10億円の予算措置が必要としていたものです。県は、国方針通り5年で完了させたいと述べました。

 本日の民主党の質問では、賠償問題は触れませんでした。