宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

阿部県議が男女共同参画、除染、農業問題、特別支援教育等で質問。東電が賠償打ち切り問題で説明にきたので、賠償は継続しかないこと、打ち切られれば倒産や廃業が続出する恐れがあることを指摘。

 今日から一般質問に入り、阿部県議が質問に立ちました。

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福島県の男女賃金格差は、2014年で男性32万円に対して、女性は22万円と概ね3分の2の水準です。非正規雇用の比率は、男性が20.5%に対して、女性が52.5%と2倍以上の割合になっている実態と答弁。

 伊達市除染目標が年間5ミリシーベルト、空間線量で3μシーベルトを超えたところしか除染を行わず、去年の9月から12月末までの間に行った住宅除染は僅か1戸しかないという異常な状態にもかかわらず、市町村の判断で行っているとして県の役割は全く果たそうとしていません。

 東電が本日記者会見した賠償打ち切り素案の見直しについて、県議団に説明にきました。

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避難区域内で資金ショートする場合には、暫定的な対策を取る方針としながら、その内容は言えないと。

 避難区域外については、新しい案が示されるまでは現行通りというものの、3月以降分の何か月分を請求できるのかと聞いても、具体的には何も答えず、単に見直すことにしたという報告にすぎません。

 既に事業者が職員を解雇する事例が起きていること、県内事業者約6万件の内、3.8万件が賠償を受けている実態を示し、新たな犠牲が続出する恐れがある。これ以上の犠牲者を出してはならず、国と東電は加害者責任を果たすべきだと強く求めました。