宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

本日県都計審。浜通りの都市マスタープランづくりの中間報告があり、住民参加のプランづくりをと提起。

 本日、県の都計審が開かれ出席。浜通りの都市マスタープランは作送りされていましたが、検討が始まり中間報告がありました。専門委員が参加し議論されているものの、地元住民はどのようにかかわっているのか訊くと、市町村の意見を聞いているとのこと。市町村イコール住民とは限らないので、住民が直接かかわる仕組みを検討すべきと求めました。国連防災会議の関連事業として実施された福島でのワークショップで提起された車座会議の話もして、行政と住民、研究者がフラットで話し合う場を作ることが重要なこと、双葉地域のまちづくり計画は、今帰還するかどうかだけで判断するのではなく、10年、20年の長期のスタンスで考える必要があることなどを提案しました。

 双葉地域からの避難者がいわき市に土地を求めた件数は、これまでに3200件に上ることが報告されました。いわき市の地価上昇率が全国一位となっているのも、いわき市に新たな住宅再建を希望する人がいかに多いかの現れです。