宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

30日、市田参院議員、島津衆院議員とともに県議団揃って中間貯蔵施設を視察。地権者会の皆さんとも懇談

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 30日、共産党の衆参環境委員である市田参院議員、島津衆院議員が福島入りし、中間貯蔵施設を視察。共産党県議団も同行しました。大熊町双葉町の一時保管場を環境省から案内いただき視察、線量計を持ちながら歩きましたが、大熊町は10μシーベルトを超える地点が各所にあります。一時保管場の中は除染しているため2ないし3μでした。県の水産試験場も候補地にしたいとのことで視察。ここでは10μを超えます。

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43市町村の1000袋ずつをとりあえず搬入し、課題を明らかにするとのことですが、根本的には中間貯蔵施設本体の事業が進まなければ、除染も進められない自治体もあるだけに、問題は深刻です。

 夕方、地権者の会の会長、事務局長さんたちと懇談。とにかく国のやることは搬入先にありきでさかさまなことばかり。建設反対ではないのに、まともに向け合おうとしてくれないことに怒っているのだと話していました。国策として進めた原発事故のまともな反省がないから、地権者とも正面から向き合えなくなるのです。

写真は上からいわき駅市田参院議員と合流。待合の時間に、福島市の再除染の質問に御礼を述べ、国が再除染の基準を示さないために市はやりたくてもできない状況にあることを説明し、早期に再除染の基準を示すよう国に求めてほしいと要望しました。

写真中は、中間貯蔵施設に入る前にタイベックに着替えね重装備で現地に向かいました。

写真下は、地権者会の皆さんとの懇談。