宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

6日は小中学校の入学式渡利中の入学式に出席しました。。除染した牧草地の餌を食べた牛に体調不良が表れているらしいとの話を聞き、県北家畜保健衛生所と懇談。そのような実態の報告はないとのことだが、酪農家の感触は少し異なるらしい。

 6日は、県内小中学校の入学式が行われ、案内をいただいた渡利中学校に出席しました。今年の入学性は120人でした。小学校は63人、南向台小は去年よりは4人多い22人だったとのこと。

 2日、川俣町で牧草地の除染後のえさを食べた牛が体調不良になっているようだとの話を伺い、本日6日に県北家畜保健衛生所を訪問し懇談してきました。保健所の話では、県北でそのような牛が多発しているとの報告はない。獣医師からも報告は来ていないので、問題が起きているとの認識はないとのことでした。

 佐々木健三さんにも話を伺うと、酪農家の間では牛の体調がよくないとの話は結構出ているらしく、現状認識には開きがある模様。丁寧な実態調査が必要と思われます。

 カリウムを多く含む肥料を使うと、牧草のマグネシゥムの吸収が抑制されるためにマグネシウム不足が起こり、テタニー症という病気が起こるということのようです。重症だと筋肉のけいれんを引き起こし死に至ることもあるとのこと。牧草のミネラルの分析を行うとテタニー比というのが分かるので、必要な対策も打ちやすくなります。牧草の分析は現在は個人が検査を依頼するしかなくいので、公的機関でのしっかりした分析を行い対策の周知徹底が求められます。