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宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

県農民連の皆さん100人と共に東電への抗議行動と、国、東電交渉。東電は2010年の基準年の逸失利益を超える賠償に応じておらず、検討しているとの頑なな態度に終始。

 26日、福島県農民連が東電への抗議行動と、国、東電交渉を行い参加しました。全県から100人が参加。午前中は東電前での抗議集会、午後は国と東電が同席する下での交渉。最初に、福島の事故を踏まえるなら川内原発の再稼働はあり得ない、直ちに運転中止すべきと求めたのに対して、規制庁の職員は、規制基準に照らして審査し問題はないと判断したと繰り返し、今後起こるかもしれない大地震の可能性についてはわからないと。国民の安全を守るのが規制庁の仕事だと厳しく指摘しました。

 農業の損害賠償請求に東電が応じなくなっている事例が相次いでいる実態も浮き彫りになりました。福島市の大波であんぽ柿生産していた佐藤さんは私もよく知っている方、年間300万円以上の出荷をしていたと言います。規模拡大しようやく生産量が増えてきた時期に原発事故で出荷停止に。

 東電職員が自宅の柿畑にきて、5本の柿の木を抽出して一本ごとに花きの個数や重量を調査し、確かになる柿の量が増えていることを確認し、2014年までは増量分も認めてきたのに、2015年分から賠償が滞りまだ払われていないと、怒りの発言を行いました。東電は2010年の基準年との比較で増量に整合性があるか精査していると繰り返すのみ。人間が成長するように果樹も成長する自然の摂理すら東電は認めないのかと、賠償しぶりには何の根拠がないばかりか極めて不条理だと指摘し、やり取りを聞いていた経産省職員に対して、東電を指導すべきと求めたのに対して、協議すると答えました。

 今回農業損害賠償が滞っている事例は、東電がいずれも基準年との比較で問題視しており、要は基準年との比較でそれ以上の賠償は行わないというのが新たな東電の方針になっていると思われます。賠償基準を変えたわけではないと言いつつ、明瞭な基準変更なのに、まともに説明すらしない東電の姿勢は余りにも傲慢。このような形で福島県民切り捨てが行われることは許されません。

 写真は、上から東電本社前抗議集会、政府交渉の出席担当者、東電賠償担当者

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