宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

一般質問で避難解除の在り方、川内、広野等旧緊急時避難準備区域の問題、除染による牛への影響、賠償、除染、子育て支援等の問題を取り上げました。

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 本日一般質問に立ちました。避難解除の在り方では、避難者が納得しないままに解除が先行するのではなく、県が避難者の声を真摯に受け止め調整すべきと知事にただしました。知事は、避難解除は復興の大事な一歩、市町村の立場を最大限尊重すると答弁。実際には自治体と住民間にも大きなかい離が生じており、一人一人に寄り添った対応こそが求められていることを指摘しました。

 また、第一原発から20キロから30キロ圏内の旧緊急時避難準備区域への交付金について、県が現金支給を禁じているのは現実的ではないと指摘しましたが、交付目的が明確にならない方法は認めないと繰り返すのみ。賠償打ち切りの埋め合わせなら尚のこと現金給付を認め、避難者の再建支援につなげるべきだと求めました。

 除染で高カリウム土壌が作られ、牛が立てなくなり死に至るなどの影響が出ている問題では、県は県内の346戸全ての酪農家に調査を実施中で、間もなく結果が出るとの見通しを示しました。

 子育て支援で、無認可保育所への補助の増額、2015年度から廃止された教材費等の補助金復活を求めましたが、県は現行のままで行きたいと答えるだけです。