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宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

三春にできた環境創造センター開所式に出席。JAEAの研究機関、交流棟で説明を受けました。

 三春町に建設された環境創造センターの開所式典があり出席。130億円の巨額を投じた施設です。機能は2つあり、1つは放射性物質がどこに存在しどう処理したらいいのかと放射性廃棄物処理に関して、減容化の技術開発を行う事、もう一つは、放射能原発事故に関する学習ができることです。

 除染の技術開発を行うということで、除染で出た土壌を1万分の1まで減容化するとのことですが、国は除染はほぼ終了としており、中間貯蔵施設の建設計画もできているわけで、研究がどのように生かされるのかは不透明です。同時に、国が

このような研究を行わざるを得ないことも事実であり、今後研究成果をいかに福島の環境回復に生かすのかが課題です。

 学習施設の交流棟は、主には子供向けの学習ができるようになっています。大型の映像で事故当時の原発の状況を映し出すコーナーや、360度の画面で福島県の豊かな環境と人々の生活を描く映し出す装置などが設置されていました。気になったのは、原発事故が県民生活をどう変えてしまったのかという観点での学習コーナーが無かったことです。放射線の科学的知識とともに、社会的影響を学ぶことが必要で、安斎郁郎さんが繰り返し強調するように、原発事故の理科と社会を学べる施設にしなければならないと感じてきました。改めて時間を取って見に行く必要があります。

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手を広げているのは放射線を避けるゲーム感覚のコーナー。

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放射線が見えるコーナー。

 手で避けられたり、目に見えるものなら防護もしやすいが、それができないから不安も大きいし対策も困難なのが実態。その県民の不安に寄り添える展示や解説が欲しい。施設の開設をしていた一人に、かつて視察に伺った郡山5中の佐々木先生がおられました。放射線教育の最前線で頑張ってこられた方が、県内はもとより全国の子どもたちを対象に放射線教育に当たられるのは大変頼もしいと感じてきました。