宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

二本松市の仮設焼却施設設置に反対する夏無沼と東和の環境を考える会が環境再生事務所に要望書を提出。復興共同センター会議。

。 二本松市に国が設置を計画する仮設の焼却施設整備に地域住民が反対し、7500人を超す反対署名が提出されてきた問題で、国は当初予定地からわずか.2キロmしか離れていない場所を新たな予定地に計画、周辺住民には何の説明もないままに地権者の了解を得て強引に進めようとしています。26日には考える会のみなさん10人ほどが福島市の環境再生事務所を訪れ要望書を提出しました。神山県議、菅野二本松市義とともに同席。

 要望書は、新たな予定地を選択した理由を明らかにすること、住民合意を前提とすること、焼却施設設置だけでなく中間貯蔵施設内での焼却処理も検討することなどを求めています。仮説の焼却施設整備には100億円かかると言います。

 私からも、住民合意が困難な場合は、無理やり建設ではなく別な選択肢を検討するのは当然ではないかと指摘しました。環境省から対応した職員は、要望は聴くだけとして何の考え方も示されずじまい、国の対応はひどい。参加した女性は、原発事故が起きて浪江の住民が避難してきたときは、木幡地区が一体で受け入れをしてきた。焼却施設の問題で地域が分断されることは耐えられないと述べ、強引なやり方はやめるべきと訴えました。

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 27日の朝宣伝で環境再生事務所の職員に合いました。中間貯蔵施設の用地関係にいるとのこと。地権者との契約が済んだのは200件まで来たと話していました。

 国は仮設施設で焼却しなければ中間貯蔵施設に搬入できないと住民には話しているそうですが、国がどれだけ予定を変更してきたことか、都合の悪いことには口をつぐみ住民に脅しをかけるのはいかがなものか。

 26日午後福島県復興共同センターの事務局会議。福島切り捨てが進む中で、原発ゼロの声を福島から上げるための闘い方について議論。福島県内の様子が県民にも余暇りにくくされている現状などが話し合われ、だからこそ明らかにする取り組みが重要との議論になりました。