24日、熊本空港から南阿蘇村に直行し、地震で橋が崩落した阿曽大橋を視察。火山灰の土壌がいたるところで崩落、無残な姿でした。現場には危険で人が入れないことから、重機の操作は無人で遠隔操作による作業が行われていました。雲仙普賢岳の教訓が生かされているようで、当時よりもより技術が進歩し作業効率は上がっているとの説明でした。自然の前に人間の無力さを感じるとともに、克服する新たな技術開発の進展と両面を見ることができます。
崩落現場近くだけでなく熊本市内でもあちこちで屋根にはブルーシートがかけられており、住まいの再計には程遠い状況が見て取れます。県庁に行く途中で益城町の仮設住宅を視察。イオンの仮店舗が設置されていました。
熊本県土木部から復旧事業の取り組みを伺いました。かつて経験したことのない事態に戸惑いつつも必死で頑張っている様子が伝わりました。仮設住宅の建設に当たっては、できるだけ地元の業者を使いたいと考えたそうですが、必要戸数に対応できず600戸程度にとどまったとのことです。