宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

20日、6月県議会定例会が開会。知事が提案説明

 20日から7月2日までの会期で6月定例会が開会し、知事が提案説明を行いました。冒頭で、福島復興特措法が改正され、帰還困難区域の復興拠点整備、イノベーションコースト構想推進など、県が求めてきた内容が盛り込まれたと評価。着実な実施に向けた予算確保を要望したと述べました。避難解除に伴い不可欠の医療、介護の安定提供等生活環境整備に取り組むこと、帰還するか否かにかかわらず、それぞれの選択に応じた生活再建が果たせるよう必要な支援を継続すると述べましたが、具体的な内容には触れていません。 原発事故による被害と復興の取り組みを「光と影が混在する福島の今」という言葉で一くくりにし、原発事故の被害の実相はなかなか具体的に語らないのがこの間の知事演説の特徴です。

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