宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

総選挙、福島1区では市民と野党が共闘した金子恵美候補が勝利。比例東北で高橋ちづ子議員が6選目の当選。

 安倍首相が森友加計疑惑隠しに打って出た解散総選挙。僅か1か月足らずの短期決戦でしたが、期間中に民進党が第二自民党というべき希望の党に吸収合併されるという政治の激動が起こりました。小池都知事率いる希望の党は、市民と野党の共闘を壊す役割を演じたのです。民進党の少なくない前議員が希望の党に合流するもとで、福島1区では金子恵美さんが希望の党の踏み絵は踏まない、自らの政治信条を貫くと決意して無所属立候補を表明したことは、安倍政治を倒したいと願う市民の大きな希望となったと思います。共産党は直ちに独自候補に降りてもらい、金子恵美さんを統一候補と位置付けて支援し闘う事を明らかにしたのは公示5日前のことでした。

 翌6日の共産党の選挙事務所開きには、金子候補が挨拶に来て大きな歓声と拍手で迎えました。

福島市の個人演説会で金子支持と比例の訴え

 選挙戦本番では、金子候補と比例の共産党を一体で訴える支持拡大が一区内で大きく広がり、大変訴えやすい選挙でした。私が共産党を代表して金子候補と一緒に訴えたのは、約600人が参加した福島市の金子候補の個人演説会でした。金子さんが共闘の条件を開いてくれたこと、安倍政権退場のため、比例で共産党を伸ばしてほしいとの訴えに、大きな激励をもらいました。

f:id:m-sizue:20171024144115j:plain

 

金子さんの勝利は、憲法守り原発ゼロの闘いに力をくれた

 選挙結果は、金子候補が自民党候補に1万3千票の差をつけて勝利。金子候補は勝利の弁で、これは市民の勝利ですと述べ、共闘して闘った市民連合や他党派に感謝の言葉を述べたのは印象的でした。

f:id:m-sizue:20171024145510j:plain

23日に共産党県委員会の事務所にあいさつに来られ懇談。憲法原発もこれからが正念場、連携して闘う事を確認し合いました。

f:id:m-sizue:20171024145557j:plain

 

比例東北で高橋ちづ子さんが6選目の当選 立憲民主も議席を伸ばす

 比例で2議席を目指しましたがふなやまさんは届かず1議席に。全国でも共産党は残念ながら改選議席から9議席後退する結果となりました。安倍政権が進めてきた医療、介護、労働法制改悪に敢然と立ち向かってきた高橋さんの議席を守れたことは本当によかった。 希望の党への合流を拒み独自の党を立ち上げた立憲民主党が、僅かの選挙期間で大きく議席を伸ばしたことは、憲法を守りたい有権者の意思を反映したものです。これからの国会で大いに共闘して安倍政権の暴走を止めるため頑張ってほしい。