宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

街中に整備の県立医大仮称保健科学部の施設概要を発表。1階は400人収容の多目的ホールで一般開放。

 県は27日、アックスビル向かいに建設中の県立医大仮称保健科学部の施設概要を発表しました。この土地は旧ツタヤビルだった所を未来研究所が買い取って福島市に寄付したもので、県は福島市から無償で借り受けます。

 建物は地下1階地上9階建、1階フロアーは400人収容の多目的ホールとなり一般にも開放されます。エントランスホールは3階までの吹き抜け構造。

 保健科学部で養成するのは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、臨床検査技師診療放射線技師の4職種で、定員はPT、OT、臨床検査技師それぞれ40人ずつ、診療放射線技師25人計1学年125人の大学が誕生します。

 向かいにある福島学院大学と合わせて、街なかに若い人たちのための教育機関ができることは、福島市の中心部の活性化にも寄与するもので、賑わいが戻ることを期待したい。 未来研究所は旧中合2番館も所有、駅前の再開発も検討していると伝えられています。