12日、上智大学の中野晃一氏を招き講演会が行われ、県文化センター2階会議室一杯の200人近くが参加。中野氏は、安倍政権の立憲政治破壊の暴走について、「嘘をつくなと叫びに国会前に行かなければならない政治の酷さを思うと情けなくなる。しかし、安倍政権の終わりが始まっている。沸騰点まであと少し、諦めずに頑張ろう」と参加者を励ましました。憲法破壊、無視という点で講師の話で注目したのは、大平内閣当時官房長官だった福島県選出の伊藤正義氏は、大臣は憲法を守る義務があるから憲法集会には出るなと指示していたということです。今の安倍内閣とは比べ物にならない良識が働いていたことにむしろ驚きかされます。
私たち大人が生活の場から声を上げる勇気を持つことが行動する若者を生み出すことになるとの指摘も大いに励まされる内容でした。