宮本しづえのかけ歩き

あかるくあたたかい県政へ

26日は1日二本松市議選支援。27日、学童保育県連絡会研究集会出席。

 26日は終日二本松市議選支援。15か所で街頭宣伝、除染土壌の再生利用実証事業についてはまだ知らない人もいて、もっと宣伝する必要性を感じました。

 27日は県学童クラブ連絡会の研究集会が郡山で開かれ出席。今年も国会議員が参加し関心の高さを証明。基調報告を行ったのは渡利学童クラブきりん教室支援員の阿部澄さん。県内の学童クラブの設立、連絡会結成とこの間の長年にわたる保護者と指導員の頑張りで築いてきた到達を踏まえて、課題となっている施設整備と支援員の処遇改善に取り組む重要性わ強調。併せて、安倍政権が昨年12月に既に閣議決定し法整備を進めようとしている規制緩和、学童クラブの従うべき基準を参酌基準に改定し規制緩和を測ろうとしている問題で、これに反対する署名に県内でも取り組むことを提起しました。

 まだ基準が動き出して3年しかたたないのに、早くも規制を取り払う動きには全国連絡会の木田会長も驚いていると話していました。処遇改善の取り組みは県内でも遅々として進みません。改善加算を行っているのは福島市会津若松市いわき市の3市のみ。いずれも民間団体運営の所であり、管制の学童クラブはどこでも正規化が遅れ劣悪な雇用条件のもとで働かされているのが実態。そのため、支援員はダブルワークしなければ生活できない状況に置かれたままです。 折角自治体の事業として法的に位置づけられたにもかかわらず、変わらない現状の突破には政治の力が必要だと強く感じてきました。

 郡山女子大の小林徹教授の障がい者教育についての講演も実践的で楽しい内容でした。開会前に小林教授と話す機会があり、今年県も障がい者差別解消条例を作る予定というと、郡山市の条例は参考になると思うと話していました。